バナジウムとは
バナジウムとは、地表に広く存在する微量金属元素の一種で、ヒトのからだにも0.1〜1mgほど含有されていると推定されています。
マグネシウムやナトリウムなどと同様、ミネラル分として分類されています。
バナジウムの歴史は古く、さまざまな美しい色に着色することから、スカンジナビア神話の愛と美の女神「バナジス」にちなんで命名されたのは1830年ですが、実際には、18世紀中にはすでに発見されていたという経歴を持っています。
バナジウムを多く含むもの
バナジウムは、パセリやマッシュルーム、貝類、エビ・カニなどの食材に多く含まれていますが、天然水としては、富士山周辺から採水された水に多く含まれています。
富士山の地下には玄武岩という岩層が連なっており、富士山に降り注いだ雨や雪が、地層深く侵入し、バナジウムを豊富に含む玄武岩を長期に渡って浸透することで、バナジウム含有の天然水として貯蔵されています。
この天然水を原水とし、ミネラルウォーターとして精製されたものは「バナジウム天然水」などと名付けられ、宅配水として人気を集めています。
バナジウムの効能
バナジウムは健康食品に関連して2000年頃から話題を集めはじめたミネラル分のひとつであり、コレステロールの沈着を防いだり、脂質や脂肪酸の代謝を促進させる効果があります。
また、ラットを使った実験では、血糖値を下げるインスリンに似た働きをすることが判明し、現在、ヒトに対しても糖尿病治療薬として利用できるのではないかと注目されている成分です。
さらに、理論上、抗凝血薬の作用を強化する働きがあると示唆されており、動脈硬化予防を期待されています。
特に、宅配水として販売されているミネラルウォーターは、飲むだけでバナジウムの恩恵にあずかれるとして、近年、多くの業者が取り扱い、全国で愛用されています。








